近年、生活道路で子どもたちが騒いで遊ぶことを指す「道路族」が問題視されていますが、その問題を可視化した『道路族マップ』をご存じでしょうか。このサイトでは、近隣住民から寄せられた苦情を地図上に表示することで道路族の出没ポイントをまとめています。今回はこの『道路族マップ』書き込みと同じく道路族に悩む方々のエピソードを紹介します。
体験談1:道路は私たちの生活空間なんです!
道路族は『親の問題』なんです。自宅前の道路では遊ばさず、他人宅前の道路で子供を遊ばせる親もいるんです!夫が帰宅するために車で通って避けることもしないし、敷地内に入ってボール遊びをすることもあります。壁にボールをぶつけて遊ぶので夫が子供の親に相談したら「言ってもきかないから」と止めませんでした。防犯カメラをつけるとピタッとなくなったんですが。。。
体験談2:散らかしてそのまま、掃除するのは他の住民
公園も減って子供の遊び場が減ったとニュースで言っていましたので、自宅前の道路で遊ぶ子供たちに長年注意することはありませんでした。数年前に隣に引っ越してきた子供も毎日のよう道路で遊んでいたのですが、そのうち爆竹や水風船を割って遊ぶようになりお菓子の袋や空き缶もそのまま。夏には花火のゴミの掃除もせずに帰るお隣の後始末は近隣の皆様と。お隣は見て見ぬふりですね。
体験談3:おじいちゃんとぶつかったのに
大学の夏休みに帰省したときのことを書きます。近くに新興住宅地ができて目の前の道路が子供の遊び場に変わっていましたが最初は気にしていませんでした。おじいちゃんは駅前の中華料理店が好きなんだけど、今は足が悪ので久しぶりに一緒に食べに行くことになりました。家を出て目の前の道路を歩いているとサッカーをしていた子供が蹴ったボールがおじいちゃんの背中に当たりました。私が支えることで転倒せずに済みましたが、子供は謝罪もせずに逃げていきました。おじいちゃんは大丈夫だから何もするなと言ったけど、私が警察に相談して近くの子供が犯人とわかりました。4日間滞在していましたが、その親から謝罪はありませんでした。

体験談4:村八分になりました
夫の転勤で郊外に住みことになりました。賃貸した一軒家は土地も広く、家庭菜園を始めたり夫の趣味の花を植えたりして田舎生活を満喫していました。当初はご近所さんと何度もお食事をご一緒するほど関係は良好でした。住み始めてから数年後に夫が大病を患い入院したことで看病と仕事に追われる日々から活動が難しい自治会は退会しました。それからは皆さんの態度が一変!挨拶しても無視、前の道路に勝手に駐車して車を出せないので移動をお願いしても無視、夜中から花見を始めることもありましたが、自治体に相談しても対応はしてくれませんでした。結局、夫が亡くなったので転居しましたが地獄の数年でした。
体験談5:近所の方が某宗教の崇拝者だった
全て下調べをしなかった私が悪かったんです。夢のマイホームを購入して数年、3歳の長男が難病にかかり1年間入院することになりました。直後に近隣の方から『創価学会』の集まりに誘われました。正直、面倒そうなのでやんわりとお断りをしたんですが、数日後にその方から「お前をずっと監視してやる」と言われたことをはっきりと覚えています。それからは、お宅の前を通ると電気の点灯/消灯を繰り返したり、買い物に出かけると後をつけてきたり、車で追いかけられたりとストーカー行為が始まりました。他にもポストを勝手に開けて郵便物を盗んだり、夜中に大きな音を出して睡眠を邪魔したり問題行動が続く中、近隣住民の道路族行為が始まったんです。夫がやめてほしいと言うと、逆上して目の前で集会を始めて騒ぎ放題。最終的には、設置した防犯カメラの証拠を警察へ提出したことで道路族はなくなりました。外出時にもカメラを持ち歩き、創価学会員がストーカー行為を撮影した証拠を警察に出してからはなくなりました。どうも厳重注意を受けたらしいのですが、今も我が家の様子や家の中の会話を書いた気持ち悪い手紙が定期的に届きます。購入前にもっと調べるべきだったと悔やんでも悔やみきれない。
道路族マップはコミュニティサイト
道路族の中には、自分たちが近隣住民の悩みの種になっていることに気付いていない人もいます。そんな方には会話での解決が有効ですが、中には嫌がらせの手段として道路族を行う輩もいるのです。道路族マップは迷惑行為を晒して注意を促す他、行政に対策を考えさせることもできます。虚偽や誇張した書き込みは許されませんが、道路族マップは同じ悩みをもつ方と繋がれる素晴らしいサイトなのかもしれません。