【道路族：１】人間性を知る

すべての人に当てはまるわけではありませんが、道路族の人間性には共通する特徴がいくつか見られます。多くの被害者の証言や事例から特徴的なものをまとめました。
行動を起こす前に確認することをお勧めします。

１．自分本位、自己中心的な思考

道路族の親は、「子どもが元気に遊ぶのは当然」「道路はみんなのもの」と考え、近隣住民の迷惑や苦情を軽視する傾向があります。勝手に他人の敷地に侵入する、遊ぶ、大声で騒ぐことを「子どものすることだから仕方ない」「子供だから言うことを聞かない」と正当化することがあります。

２． 注意や苦情を無視・逆ギレ

苦情を伝えても、「神経質すぎる」「子ども嫌いなのか」と逆ギレするケースも少なくありません。時には、「子どもを遊ばせる権利がある」と開き直ったり、被害者を悪者やクレーマー扱いすることがあります。

３．コミュニティ内での同調圧力

道路族の家庭同士が仲間意識を持ち、グループを形成している場合、被害者が孤立することがあります。「みんなやっているから問題ない」「あなたがおかしい」と圧力をかけ、苦情を言いにくい雰囲気を作ることや、集団でいじめや嫌がらせを平然と行うことがあります。

４．モラルや公共意識の欠如

道路族の親は、「公園が遠い」「車が少ないから安全」といった理由で道路を遊び場として使用することに抵抗がなく、そもそも道路を公共の場として認識していない場合があります。また、騒音やゴミの放置など、自分たちの行為が他人に与える影響を考えない傾向があります。

５．子どもに対する放任・過保護

親が子どもを放任し、他人に迷惑をかけても叱らないことが多いです。また、他人が注意すると「うちの子に文句を言うな」と過剰に反応することもあります。結果として、子どもがルールを学ばず、周囲の迷惑を考えない行動を取る、無責任な大人に成長するようになります。

６．他人の迷惑より自分の快適さを優先

「家の前で遊ばせたほうが楽だから」「公園に行くのが面倒だから」といった理由で、道路での遊びを放置する親が多いです。近隣住民のストレスや苦痛よりも、自分たちの利便性や快適さを優先する傾向が見られます。

このように、道路族には『なぜ道路が遊ぶ場所ではないか』『その行為がどのように他人に迷惑を掛けるか』『自分の子供にどんな影響を与えるか』などを考えられない非常識な大人が多いのかもしれません。そのため常識が通じると思って真っ当な話をしても、話が通じないことがありますので、自分一人で立ち向かわず、できるだけ他人と協力することが大切になります。